儲かる株式投資家への道 |
真面目に株式投資を考えている、株式投資を始めたが行き詰ってしまった、そんなあなたのためのHPです。 預金、国債や投資信託で満足できない、出来るだけ短い時間を使うだけで効率的に利回りを上げたい方に、私自身の5年以上の経験を基に、効率的に投資する方法や、体験談を交えながら、考え方の紹介、株本や銘柄選定、株式学習ゲームの活用法などを主に紹介するページです。 | |||||
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バフェットの財務諸表を読む力 メアリー・バフェット デビッド・クラーク |
ファンダメンタルを基本としている私の投資スタイルには、「初心忘れるべからず」の内容です。 テクニカルを基本としている方にも、「会社の儲かる仕組みとは何ぞや?」ということを財務諸表から見るために、 基礎になることを十分わかりやすく書いています。 まず、財務諸表は @ 損益計算書 A 貸借対照表 B キャッシュフロー計算書 の3部から成り立っています。 @の損益計算書は事業で儲かって入ってくるお金と、事業を支えるために出ていくお金の情報が、 Aの貸借対照表は資産として持っているものと、負債として抱えているもの、 Bのキャッシュフロー計算書は文字通り、現金として入ってくる額・出ていく額を営業活動・投資活動・財務活動に分けて示したものです。 @からBのそれぞれについて、バフェットは何に注目して企業を分析しているのかを分かりやすく書いています。 本のページ数も200ページくらいと、情報として重すぎず読みやすい量です。 注目すべき点は多々ありますが、私が特に注目したのは以下の部分です。 損益計算書の内容では、 粗利益率・営業利益に占める支払い利息・法人税で判断できる損益計算書の信頼性・純利益率の見方でした。 貸借対照表の内容では、 現金の出所・長期借入金・少数株主持分・負債比率・自己株式などの評価の仕方でした。 キャッシュフロー計算書の内容では、 資本的支出とは何かと、利益に対する割合の考え方でした。 読んでしまえばごく当たり前のことを書いているだけなのですが、如何に数字に惑わされず、数字に表れている意味を汲み取り、相場に左右されない投資の尺度とは何かを目の当たりにする内容です。 そう、この本には隠れた「ナルホド!」がいっぱいあります。 もちろん相場の流れも重要ですが、この本を読んで財務諸表を見る目を養った後相場の動きを改めて眺めると、割安の株が輝いて見えるようになると思います。 ファンダメンタルを重視する人にはもちろん、テクニカルを基本とする人にも他の投資の基準とは何かを簡単に理解するためにも良い本だと思います。 先に紹介した、「億万長者をめざすバフェットの銘柄 選択術」と一緒に読むと、その内容がより具体的になり、自分なりの(市場での株価と比較した)株価の評価がより自信に満ちたものになるでしょう。 私は、今そのようにこの本の内容を使っています。 |
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