投資に株式な生活
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株式用語、格言集



格言 あ〜お



頭と尻尾はくれてやる
狙った銘柄の最安値で買って、最高値で売り抜けることに、あまりに力を注いでも、無駄なだけですよ。
そんな天井(最高値)や底(最安値)を取って自慢することに目を向けても、ほとんど無理なことだし、失敗する基になります。
ある程度の安値で買って、ある程度の高値で売ることで、確実に利益を得ましょうという教訓ですね。

でも本当に、底や天井を自慢したがる人って多いですよね。
それに、あと少し早ければ底で買えたとか、天井で売り抜けられたとか、残念がる人も多いですね。
この心理を乗り越えて、冷静に行きましょう!



行き過ぎもまた相場
結局相場は、いろんな人達、機関投資家、相場師、一般投資家、個人投資家が作っていきます。 プロと呼ばれる人でも時には感情に支配されるときはあります。 人気が過熱ぎみで上に行き過ぎたときには、そのあとの下げもきつくなる可能性が高いですね。 沢山の人が乗っている船みたいなものですから、一度将棋倒しみたいに始まるとなかなか止まらない、最後の一人が倒れるまで。
別の言い方では、「相場は楽観の中で天井を打ち、悲観の中で底を打つ」と表現できるでしょう。 一回や二回の中央銀行の利率の調整の発表や、緊急融資の実施くらいでは止まらないのがそのときの心理ですね。

ですから、行き過ぎて上がったと思えるときは美味しい売り時、下がったときは嬉しい買い時ということもいえます。
ただ、それだけ他の人達と違う方向に行動を起こすのはなかなか難しいですが。



意地商いは破滅の因
人生の教訓のような格言ですね。
誰しも自分の失敗は、なかなか認めにくいもの。 自分の失敗を棚に上げるのは日常茶飯事なんて方も多いのでは?
正直、私もその一人です。

株式投資の中では、そういった行動は損失を雪だるま式に大きくしてしまいます。 自分の決めたルールに照らして、または損失額が小さいうちに損切りをするなど方向修正するということは、株式投資を続ける上でも大切なことです。

他人事だと「早く損切りすればいいよ」なんて軽く言ってるのに、自分の保有銘柄だとなかなか出来ない(ましてやお気に入り銘柄だとなおのこと)。

ここは、損失を増やさないためにも常に方向修正できる判断力を持ちたいですね。



石が浮かんで、木の葉が沈む
株式相場って、面白いです。 株価なんていうものは、それぞれの会社の業績や業界の動向、そして世界全体の貿易の傾向など数字に従って決まりそうなものなんですけど、現実はそうではないことは皆さんも目の当たりにしていると思います。

別の見方で、人気投票という喩えもありますね。

この格言は人気投票と言われる中でも特に、業績好調な会社の株価が下がって低迷したり、もう破産寸前ではないかというような会社の株価がうなぎのぼりになって、理屈で考えるまったく逆のことが起こっていることを言っています。

このような変なことが相場に現れるのも珍しいことではありません。
これは、バフェットの一番の買い時・売り時でしょうね。 浮かんだ石を売って、沈んだ木の葉を買う。

この理屈では変な相場が現実なのですから、それを利用できるように準備しておきましょう。



一割三割
株価って、色んな材料によって動きますね。しかし、どんな材料が出てきても、株価に反映されるのは需要と供給のギャップ。
この相場の教訓は、株価の動きが需給バランスのギャップから来ているという基本を思い出させる格言です。
需給バランスに一割のギャップが出ると、株価の動きが三割になるという増幅される相場。
例として好材料が出たとき、買いが5%増えて、売りが5%減れば、需給のギャップが10%になり、株価を30%押し上がるということです。感覚的には、悪材料のときの方が、こういった増幅した相場になりやすいと思います。
需給バランスが株価を決めます。
個別銘柄の動きと、相場全体の動きは違うので、そこは両方の動きを見てですね。



いのち金には手をつけるな
株式投資には、気持ちにも資金にも余裕が必要です。焦ってする取引に勝ち目はありません。
具体的に言えば、生活費の3ヵ月分の貯蓄もないのに株式投資を始めると、急な怪我の入院の出費など、いざお金が必要な時、余裕がなくて、損をしている持ち株を直ぐに手放さなくてはいけなくなるかも。お金に余裕がなければ、気持ちの余裕も生まれませんし。
生活が安定しているからこその株式投資ですし。



売れば二上がり、買いや三下がり、切ってしまえば本調子
株式投資をされている方のブログをお邪魔すると、売買からの一喜一憂が毎日のように更新されています。
買ったら株価が下がったとか、売ったら上がったとか。

二上がり、三下がり、本調子は三味線用語です。 三味線の調子に合わせて、相場の皮肉をついた格言ですね。
相場は、個人の思うままにならない。 持ち株を手放すと上がるし、買うと下がる。
売買せず、冷静に値動きや市場全体を見ていると、相場らしい相場展開になると。

熱くなりすぎたり、ごく一部だけを見ていると落ち着かない気持ちでやきもきしますよということでしょう。

人の気持ちは、今も昔も変わりませんね。



FRB(連邦準備制度理事会)に逆らうな
2022年9月、コロナウィルスのパンデミックパニックが治まり、経済が上向きに転じようとしている中で、低金利政策の反動として大きなインフレの圧力が高まってきていました。そこでFRB(連邦準備制度理事会、アメリカの中央銀行)が大きな利上げを重ねながら、その抑止に本腰を入れています。そうすると、株価の上昇は抑えられる傾向があります。
通常、市場のことは市場にまかせておけというのが市場経済の原則ですが、特にサブプライム、リーマン・ショック以降はそうした市場原理主義が行き詰まり、政策の関与がなければマーケットが崩壊してしまいかねない脆弱な構造となってしまっています。市場に任せておけば自浄作用が働き、問題は収束していくという考え方は幻想にすぎず、欧州もアメリカも中央銀行のオペレーション抜きでは支えられない程に悪化してしまっていることを考えると、「実体経済は良くないのだから」と売り目線でマーケットに挑みたくもなるのですが、国や中央銀行が政策としてマーケットに介入してくる場合、効果を上げるまで徹底的にやるわけですから裏をかこうと逆張りしても敵わない、ということを忘れてはならないという格言です。蛇足ですが黒田日銀総裁の“金融緩和政策”の継続も同じように日本通貨・株式・債券についてとても大きな影響があるということですね。



押し目待ちに押し目なし
上げ相場で一時的に相場が下がることを押し目と言いますが、この格言は、その押し目に狙いを定めて買うチャンスを待っていても、相場が力強ければ強いほど、下がらないことを言い表しています。
押し目を待ちたくなるような銘柄は、いくら待っても押し目なんか来ないという格言ですね。

上昇トレンドの場合に押し目を待って買うのが定石ですが、必ず押し目が来ると期待しても押し目が来ず、結局、買えないということがあるので、押し目待ちもほどほどにですね。



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