儲かる株式投資家への道 |
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株式用語、格言集 | |||||||||||
さ〜そ |
裁定取引 あまり聞かないですけれど、プロの間では利幅は少ないが、確実に儲かる方法として広く使われています。 同じ、又は同じとみなせる商品の市場間の価格差を利用して利益を得る取引のことを裁定取引といいます。 株式の現物取引と、株式指数先物取引市場の格差を利用し値ザヤを稼ぐ取引です。 日経平均採用銘柄をひとまとめのパッケージにして、日経平均先物との乖離幅を利用して取引を行う裁定取引が代表的なもので有名です。 例えば、1月時点で日経平均株価が1万6千円、3月の先物が1万7千円の場合なら、平均株価に採用されている225種の全銘柄を買い、先物は売っておきます。 すると、 決算時に平均株価は1万7千円なら、先物では利益はないけれども、現物では1000円儲かります。 また1万6千円なら現物に利益はなくても先物で1000円儲かる…という仕組みになっています。 この採用銘柄をひとまとめに扱えるだけの資金量が必要ですから、やはりプロの方法ですね。 ザラ場 日本の証券取引所の売買立会の時間と、その間の取引のことを総称して「ザラ場」といいます。 時間は、午前9時から11時と午後12時30分から15時までとなっております。 このザラ場の午前中の時間を前場(ぜんば)、午後の時間を後場(ごば)と言います。 塩漬け 塩漬けとは、保有している株が値下がりして、含み損が出ている。 そして、将来その株価が上がるような材料が無いけれど、手放せなくてそのまま持ち続けることですね。 これって、どうしても損を出したくないとか、自分の買った銘柄が値下がりしているのを認めたくない等の理由が大きいのではないかな〜と思います。 仕手筋・仕手株 株式市場のニュースでは、時々耳にする仕手株。 これは資金がある程度多く回せる投資家(会社・集団の場合もある)が、投機的な売買で短期間に利益を上げるため、集中的にある株式銘柄に投資することがあります。 その投資家のことを仕手筋と呼び、その投機的な売買に使われる株式銘柄が仕手株です。 仕手株として選ばれやすい銘柄は、発行済み株式数が比較的少ない株(売買で値が動きやすい)、信用取引が可能、業績があまりよくない株です。 仕手株として、よく利用される株としては、 ケンウッド、日本カーバイト工業、リズム時計工業、日本アルミ、Jトラスト、アンドールなど、数多くあります。 小型株の売買にはご用心。 品貸料 逆日歩とも呼ばれる、貸し株残高が融資残高より多いときに発生する料金。 詳しくは、逆日歩のところを見てください。 純資産 純資産とは、株主の持ち分を意味するので「株主資本」とも言われますが、会社の資産となる財産のことです。 資本金 + 資本準備金 + 利益準備金 + 引当金 + 剰余金 − 繰り延べ資産 =純資産 という計算方法になります。 ショート 売ること、又は売ることによって出来た建玉のことです。 それは相場が下がっているときに利益が出る方法です。 つまり、10000円のときに9950円で売りを出します。 そのとき相場がそれ以上に下がれば、買い戻すときに利益が出ます。 信用倍率 信用倍率は、信用売り残に対する信用買い残の比率のことです。
信用取引では通常6ヶ月以内に決済をしなければなりません。 その決済前の注文分を、信用買い残・信用売り残といいます。 信用売りは、株を借りて売りますから、いつかは買い戻して返さなければなりません。 ですから買い戻す時に値下がりしていると儲かるわけです。 1000円で売ったものを、900円で買い戻すと100円の儲けです。 (これは900円で買って、1000円で売ることと同じ。) 相場が下げている時に多く行われる取引ですね。 しかし信用売り残が多くなり過ぎると、将来買戻しのために沢山買われる必要が出てきます。 すると株価が上がる要因になります。 反対に信用買い残が多くなりすぎると、将来沢山売る必要が出てくるために株価が下がる要因になります。 この信用売り・買いがして株相場の始まりですね。 例えば信用倍率が0.05というときは、信用売りが信用買いの20倍あるということです。 売りが非常に多いということですね。 反対に信用倍率が7.00というときは、信用買いが信用売りの7倍あるということです。 目先の株価の動きを考える時には、考慮すべき指標といえるかもしれません。 スウィングトレード デイトレードは一日一日で、その売買を終了して、次の日には取引を持ち越さないのが基本であるけれども、株を保有して2日から10日程度で売りに出すスタイルをスウィングトレードという。 これだと平日に仕事をしている人でも時間的に可能でしょう。 これ以上保有する期間が長くなると、短期投資とか、中長期投資といわれるようになります。 塩漬けは、究極の長期投資といえるでしょう。 ストップ高 値幅制限のところで説明した通り、日本の株式市場では、およそ±20%に株価の変動を抑えられるように制限が儲けてあります。 その値幅制限の上限まで株価が上昇すると、ストップ高と呼ばれます。 急に人気が出た銘柄、例えば今(2007年2月)のサッポロビールとかがよい例ですね。
ストップ安 値幅制限のところで説明した通り、日本の株式市場では、およそ±20%に株価の変動を抑えられるように制限が儲けてあります。 その値幅制限の下限まで株価が下落すると、ストップ安と呼ばれます。 急に上場廃止になるようなニュースが出てきた場合、例えばライブドアの株価の下落がよい例ですね。
前場(ぜんば) 日本の証券取引所の売買立会の午前中の時間、午前9時から11時のことを言います。 この午前11時の終値を前引け(ぜんびけ)といいます。 損切り 処分売りとも言います。 株価が買ったときよりも下がって、含み損がある状態で売ってしまうこと。 お店で言うところの赤札大売出しでしょうか。 お店と同じで、在庫として持っておく(塩漬け)と、他にお金が回りませんし、損が膨らむかもしれませんので、ある程度の損は覚悟して赤字額を少なくする(大きくならないようにする)という行動ですね。 |
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