今回の2007年の確定申告で、この特典は時間切れとなってしまいます。
もう一度、取引残高報告書を確認しましょう。
税金が戻ってくる可能性があります。


元本1000万円までの上場株式などの譲渡を非課税とする「1000万円非課税特例」は、新証券税制の目玉として、2002年度の税制改正で設けられた制度です。


2001年11月30日から2002年12月31日までに取得した上場株式などを2005年から2007年に譲渡した場合、取得元本1000万円分までの株式の譲渡益が非課税になります。
すでに2005年に譲渡に利用した場合には残りの金額が限度となります。


取得元本1000万円までを非課税とするもので、いくらで譲渡したかには関係ありません。株価が高騰し、仮に10倍の１億円になったとしても非課税です。


残念なことに、1000万円非課税特例は、源泉徴収ありの特定口座では利用できません。一般口座などに移したうえで譲渡するなどの対策が必要です。


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